映画

BABEL

試写会で見ました。菊地凛子さんは、前髪の重いスタイルが二重まぶたを際立たせているせいだと思うんですけれど、印象がガチャピンぽかったです。あと役柄はなんというか、爪切りだと思って指先突っ込んだらステープラーでした、みたいな。分かりにくいです…

「さぁ、俺の女房、

お前は何がしたい、何でも叶えてやるぞ、何が仕出かしたい? 」『あぁ…悪いことがしたいわ……悪いことなら、なンでも…!』えーと、来月はポレポレ東中野にこれ*1 *2を見にいきたいです! *1:http://www.mmjp.or.jp/pole2/animerama.htm *2:http://www.youtube…

薬指の標本*1

日仏学院で行われた一般試写会に行ってきました。以下、とても主観的な感想です。 原作の小説*1を一度読んでいるのですが、そちらを地の部分としてとらえると、この映画化において付け加えられたエピソードは、どうしてもそこから少し浮き立って見えてしまう…

ピンクナルシス*2

スニッフスナッフ紋黄蝶、気まぐれキトゥン(リバ)のお部屋で大冒険ムービー。何をきっかけにこの題名を知ったのかまるで忘れてしまったけれど、それからゆうに10年は経っているのは確か。そして今日、ようやくそれを目にしてみれば、まぁるく脂肪の乗った…

試写で

『ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女』を観て来ました。これほどまでCGに凝った映画を観るのは久々だったので、その技工に目をこらすだけでも満腹になりました。少女の睫毛に降る雪のひとひら、そのディテールはぜひにチェックしてほしい見どころの一つ。…

ロバと王女*3

ああ本当に。これを観ずして何を観ろと! あたいの生まれる5年前に創られた総天然色のお伽話(お母さんは観ていたかしら)は今日こうして目の前に、再びラインストーンよりの透過光のごとく銀幕で輝くの。 王妃の棺はプラスティックのシャボンのてっぺんにテ…

家で観た話

すっかり内容を忘れている過去の映画は沢山あるけれど、見たという事実を忘れている映画も沢山あることに最近よく気付きます。たとえばこの頃は『ヴァネッサ・パラディの奥様は魔女』とか『カウガール・ブルース』とか、未見だと思ってテレビ放映を見ている…

目玉の黄金率

衛星放送でフェリーニの『悪魔の首飾り』*1を見ました。わーい、悪夢の主観映像私的コンプリート。それと見る者総てに一瞬で射し込んでくるあの女の子の、目玉。ホラーを宿す白目と黒目の黄金率、これって古今東西不変なのだわ、と実感しました。 *1:『世に…

14歳でこれを観たなら、きっと私はベイビー着てた?

真夜中に書く感想文ってこうなっちゃう。新文芸坐にて『下妻物語』。 どうして今日まで観ないでいたのかしら、意識下にあの*1『世界の終わりという名の雑貨店』があるから? お友だちの感想を聞いたり世の中の盛り上がり方を見ているなら、それが杞憂だって…

発売!

待ってました。昔の衛星放送のテープしか持っておらず、気づいた時には現行だったDVDは廃盤(オークションで倍くらいの価格になっていたり)という憂き目にあっていたので。もう買った人いる?いるよね当然。ピクニック at ハンギング・ロック ディレクター…

メモ・ふるえる池袋の夜

新文芸坐、今夜はカール・ドライヤーがオールナイトで*1。夜中に一度に見てしまう、だなんて。今月は、他でも上映がある模様*2。 *1:http://www.shin-bungeiza.com/allnight.html *2:http://www.parthenon.or.jp/events/cinema/050129/050129.html パルテノ…

初DVD化

トレーラーの生々しさ。はりきって不条理。激突 ! スペシャル・エディション [DVD]出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン発売日: 2004/11/26メディア: DVD クリック: 12回この商品を含むブログ (44件) を見る 私の好きなスピルバーグはこれ…

Lovely Rita

渋谷シネアミューズ。映画の前にまどかさんと辛酸なめ子さんのトークショウ、へすべりこみ。そうそう子供の頃って親に叱られたりする度に死んでやるとかおもったよね私も私も。辛酸さんが言っていた通り、この監督はティーンの頃の心的な事柄のあれこれをよ…

10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス

恵比寿ガーデンシネマ(開館10周年なんですね)にて、この週末お友だちと見てきました。率直に、まずスクリーンの10分は意外と長い。監督のラインナップも相まって*1一作品一作品がもっとあっさり綴られていくものだとばかり思っていたのだけれど。その中で…

つけたし、その2

そういえば先月はマルティン・シュリークの『ガーデン』も観てきた、もう閉じてしまった有楽町シネ・ラ・セット。映像もストーリーもそのテンポも好感が持てるのに、見終えて気付けば処女のエロが何よりも強く乳臭く、しばらくの間鼻先から離れませんでした。

観た、脈略なく

夕べはジャン・ポール・ベルモンド『OH!』と『書を捨てよ町へ出よう』(もうかんべんしてください/兎も死なないしあたいだってやられるわけがない/2003年もうすぐ4年になろうとする今、特に深夜、確かに眺めることですらおかしな体力つかいます)と矜持!…

下妻物語

http://www.shimotsuma-movie.jp/ サイトが出来ています。菅原さん情報。もう、正直最近の野ばらちゃんは私には作品、発言もろもろによくわからなくなってきており気持ちの上で距離を置きつつ見ている日々ですが、こちらの映画は楽しそうです。土屋アンナの…

ねたばれ少々

兄さんが先日出くわした客引きの台詞「どうすかパンスト破り放題」、それ聞いて『阿修羅のごとく』ワンシーンを思い出す。どこから裂くかによってその人の嗜好がとかいう話ではありませんが、足首ひっつかまえて踵からってのは上級者的な感じがして、ひび割…

阿修羅のごとく

いつも最終日な行動録を反省、億劫がらずに思い出した時に、と思いさっそくとはいっても公開直後というわけではありませんが『阿修羅のごとく』を日比谷シャンテにて。 すごいすごい、どこもかしこも向田節がみっちり充満。小説の手触りが3Dで新素材で迫り来…

ラウル・セルヴェ作品集

http://kinoiglu.at.infoseek.co.jp/library.servait.html Kino igluの上映会、場所はギャラリー・コンシール*1。10編ちかくのアニメーション短編、なかでも実写との組合わせが巧みな『夜の蝶』は、仄暗い画面が夢の既視感のよう。DVDそのままの上映でしたが…

Lost In Translation

ミュージックチャンネルから流れてきたボーカルが心地よくて気になって、曲名チェックに画面を見ると渋谷の風景、を彷徨う金髪女子。ああこれって? すっかり(脳内)どこかに片してしまっていたお洒落がいじんセレブ・カテゴリーがぼんやりと蘇ってくる。歌…

ムーミン パペット・アニメーションはモーニングショー、どの話をみようかな。

のってけ

ブルークラッシュ、配給形態から考えても当然のハッピーエンド。アン・マリーがパイプで珊瑚に激突、そのままフェードアウトって展開を期待心配しないでもなかった私達。FATこくじん2人組が大小便その他の始末を出来ない設定って、根っから笑ってもかまわな…

BS2、ヘルツォーク『彼方へ』をだらだら観る。