2005-01-01から1年間の記事一覧

カシミアのタートルニット/黒、ツイードを切り嵌めた流れ星デザインのロング・フレアスカート、上下どちらからでも着用可能なショールカラーのショート・ジャケット/黒、スパッツ/黒、ハイソックス/チャコールグレイにネイビー系のマルチストライプ、ラ…

KIMONO姫 vol.6

『KIMONO姫 6 キモノ春夏秋冬編 (Shodensha mook)』明日17日発売になります。今回の特集は「キモノ春夏秋冬編」。各分野で活躍中のあの人あの人あの人*1の四季のワードローブをご紹介。カヴァ・ガールは市川実和子さん。巻頭ページでは合田ノブヨさんのコラ…

リネン天竺ステッチ・ワーク・カラーのカットソー/ベージュ、フロントに沢山ボタンの付いた別珍の変型ジョッキーパンツ/黒、麻のシングルコート/紺、ハイソックス/黒ベースのかわりアーガイル、爪先の細長いウィングチップ/黒表革、A&S麻のワンショルダ…

ルーシー・リー展 器に見るモダニズム*1

ルーシー・リーの存在は今まで何となく知っていたけれど、ここ一年くらいの間に、私がそのセンスに信頼を寄せている頭文字mのお姉さま方の口から文章から彼女の名前をよく聞くようになって、日増しに気になってしかたがなかったから、今日はニューオータニ美…

あたいと「あたいの一日」

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「角膜の奥まで届きそうにまっすぐな冬の光」の中、「あたい」は「ぼんやり」目蓋を開いた。そう、「小春日和」の「空気を肌で感じたら」これが「あたいの一日」の始まり。「寝ぼけ眼をこすりながら」「あたい」は包丁で山形産のラフランスの皮を剥き実を皿…

薄手のタートルニット/グレイの濃淡ボーダー、ジャージ素材のフレアスカート/明るい紺地に星柄のフロッキープリント、麻のシングルコート/紺、タイツ/黒、ライディング・ブーツ/黒表革、一枚革のメッシュバッグ+ダンディゾンの麻袋、ニットキャップ/…

アリスとロリータが混雑させる

クララボウ vol.1―永遠少女のためのファッションマガジン (バウハウスムック) 表紙は吉川ひなの、でカメラマンは櫻田宗久。彼は他に成宮寛貴の巻頭グラビアも撮影しています。ファビュラス・サークル・オブ・フレンズ。あと、私の大好きな清水朱里がたくさん…

シガー

どこいってもあたいのまわりは美女と美女と。決定的に醜い女って今までひとりとして出会ったことがない*1、ので恵まれているんだと思います、日々眼福。夜に神楽坂の友人宅に遊びに行ったら、まぁやっぱり別嬪ばかり。合同お誕生会第二弾、10/10と10/29の人…

逃した鰻

日々遊びに暮れていたら、今日の楽しいランチの約束に起床間に合わず。体力不足でしょうか。不覚。

カシミアのクルーネックニット/赤、フラノ地のフレアスカート/濃紺、両サイドにコーデュロイのポケット状の袋が下がるエプロンふうベルト/グレイ、麻のシングルコート/紺、タイツ/黒、エナメルのワンストラップシューズ/黒、一枚革のメッシュバッグ+…

「恐くない恐くない」

いやほらね、duploの日記は前身サイトから元祖うわごとポエムだもの、ってお友だちに話の流れで言ってみたならば、どうやらそれは私自身の勘違いだったことがここ数日の間に判明しました。自分がなんとなく捉えているようなぬるいムードは実は皆無で、もっと…

お母さまに怒られない程度に書きます

泣いてる最中に、薄目でこちらをちらりと見て、そう、あたいの心配そうな顔を確認して、さらに泣いてみせた。なんてかわいい子! その手練がつめの甘いものでも、いやかえってその完璧な未熟さゆえに打ち抜かれるってことは、あるのです。だって彼女は1歳に…

チクリンとミツ*2

これを欠かしてはあたいの[洋装]今シーズンは始まらない。だから、朝まで夜遊びしていて一時間半しか寝ていなかったけれど、お昼には国立GRASまで橙色でふっとんでった。 それに今年こそは何としてでもチクリン“まほうの”コート*1を手に入れようと、去年か…

胸元がチュールレース使いのキャミソール/黒、メッシュ地でフロントに共布のリボンが垂れるノースリーヴ/黒、コットンのスラックス/濃紺、袖口と裾に白いフリルやテープのついたジャージ/黒、ソックス/黒×グレイボーダー、スーパースター、ぽんぽん付ニ…

ジャージ・ナイト

そ、夜明けにはまだまだ早いけど“町の角からステキなバスが出る*1”。ジャージを着た二人は夢中になれるから! お友だち*2と今夜はageHa@STUDIO COAST、FANTASTIC PLASTIC MACHINE 10th Anniversary Party*3へお呼ばれ、遊びに行ってきました。渋谷からのシャ…

カシミアのクルーネックニット/紺、“festival”ギャザースカート、裾が大きなスカラップ状のポリエステルシャツ/濃紺、ニーハイソックス/黒、ライディング・ブーツ/黒表革、A&S麻のワンショルダートート/ベージュ、カシミヤ・タータンマフラー/水色×紺×…

Living well is the best revenge...?

そしてその帰りに。ここ十数年の間『優雅な生活が最高の復讐である』*1、そんな邦題に膝を打っていた私なのですが、横断歩道を渡りながらふと思ったのです。『復讐』ってのがそもそも優雅じゃないよね。確かに強い感情を支えておくには、それは似合いの言葉…

ライオン

映画の後の興奮は、ミルク・コーヒーでどうにか落ち着かせました。久々にライオン。

ロバと王女*3

ああ本当に。これを観ずして何を観ろと! あたいの生まれる5年前に創られた総天然色のお伽話(お母さんは観ていたかしら)は今日こうして目の前に、再びラインストーンよりの透過光のごとく銀幕で輝くの。 王妃の棺はプラスティックのシャボンのてっぺんにテ…

少し遠い季節のために

麻の衣類についてあれこれ考える時間は、かなり血圧が上がります。その後旧山手通のフレンチスタイルのカフェで食事。友だちがオーダーしたクスクスを少し味見させてもらったら、ラムがとろとろで美味しかった。と、ワインを少し。そういえばこの頃なんだか…

リネン天竺ボーダーカットソー/ベージュ×白、コットンのスラックス/濃紺、裾が大きなスカラップ状のポリエステルシャツ/濃紺、ソックス/タッセル模様チャコールグレイ、スリッポン/黒表革、A&S麻のワンショルダートート/ベージュ、カシミヤ・タータン…

牡蠣そば

神保町の松翁にて。仕事関係の方にご馳走になりました。かけ蕎麦の上に大粒の生牡蠣いちにぃさん! 最初のひとくちは生で、中盤にも一つ、そしてお蕎麦完食後に、器の底からほどよく熱を通したひと粒を。浮かべられた白ねぎの千切りがいいアクセント。牡蠣っ…

ハロー! パラケルスス

私の周りでは今、自分史語りがちょっとしたブームなんですけれど、思い起こしてみると自分の事ながらけっこう笑える話があるものです。例えば小学生時代の私は澁澤っこでしたから、本を読んだ後は本気で「ホムンクルス作りたい! でも材料が手に入らない!」…

気のせいだと思いたい。今年の秋は、金木犀の香りが弱いということ

書きたいことがたくさん溜まっています。徐々に追加していきたいけど、根気がないのでできるか分かりません、ちゃんと書こうという気はあるんです「ねえあんた、これ面白いんだってば」って言って、あなたとあなたとあなたときゃっきゃしたい、いつだってそ…

uniqloタートルカットソー/黒、後ろ身頃にベルトの付いた麻のヘンリーネックTシャツ/ベージュ、コットンのスラックス/濃紺、ソックス/クラブ模様のニット、爪先の細長いウィングチップ/黒表革、レザーソファ転写プリントのショルダーバッグ/白表革、…

端と端

浅草で、今月が誕生日の友人二人への手ぬぐいを選びました。真剣になりすぎてふじ屋さんの店内でかーっとなったけれど、沢山の柄を目の前に思案するのは、やはりとても楽しかったです。十月生まれだから、銀杏と紅葉にしました。 anejoにちらっと寄ってから…

ワンストラップと踵の骨

表革の、エナメルの、薄い底の、スニーカーのような底の、ワンストラップ・シューズ。私はとにかくこの形の靴が昔から好きで、日々数種類を愛用していますが、これは単に少女趣味からきているというわけではない。甲のくりが深いパンプスやバレエふうシュー…

CTPPアフロ・ビューティーのTシャツ/水色は立派な90年代のレトロtee、コットンのスラックス/濃紺、chiclin麻のシングルコート/紺、足袋型ソックス/桜柄、スリッポン/黒表革、A&S麻のワンショルダートート/ベージュ

ほっこり

言葉の用法の移り変わりに何も口うるさく言うわけじゃないけれど、ほら、あんたらの遣ってる「ほっこり」はだいたい「ほっくり」「ほくほく」「ほこほこ」で代用できちゃうんでしょう? 元々が単なる擬音であったなら、あたいこんなにつっかからない(とかま…

鰯のどんぶり

近所に安価で新鮮な海鮮丼を食べさせる店があってよく利用するのですが、まぁどうして旨いと感じると人は眉にこんな運動を。眉尻が下がりやや眉根が寄るんでしょう。あと「くぅーっ」とか言い出しかねない。