舞台

星組公演「エル・アルコン 鷹」「レビュー・オルキス」を、とあるご縁で初の一列目。そこ、泣くところじゃないっていうステージ初っぱなで目の端からつつーっと。手を伸ばせば届く銀橋、衣装の質感、白粉の肌理、そしてあのトリックアートのごとき目元も、全…

瞳に降りかかるきらめき。きれいなものをきれいだと思える幸せ。久々の宝塚は宙組、やはりS席って充足感が違います。いつか最前列で殺人的なあの眼差しを受けてみたいーと、お姉さまと盛り上がり。

をどり・おどり

ホームからダッシュでタクシー乗り場、ヤサカの四葉はおらんかね? お茶屋の女将さんが携帯にかけてくる、運転手に渡して宮川町歌舞演場までナビ、到着。舞台の前に点茶があるのだけれど想像していたものとは全く違っていて、流れ作業的スピードで3人がけの…

ふんわり

宝塚の清潔なエロスの秘密は男役のボディタッチの仕方にあるのかも知れないと思いました。例えば娘役の二の腕を掴むポーズを取る場合、手のフォルムはさもがっしりと掴む型を作っているのに、良く見れば相手の皮膚に触れるか触れないかの位置をキープしてい…

薔薇の封印-ヴァンパイア・レクイエム- 宝塚歌劇 月組公演

月組トップ・紫吹淳さんの退団公演。そう、見てきましたよ二度目の宝塚。前に見た同組の通常の公演とは構成が違っていて今回はミュージカル(・ゴシックだって)の一本立て。吸血鬼ものなだけあってプログラムにテキストを寄せてるのは萩尾望都と種村季弘、…

ピンク・フロイド・バレエ

ローラン・プティのライダース・ジャケット姿でスキンヘッドのポートレイトを見る度に『ファンタスティック・プラネット』の巨人を思い浮かべる。『ピンク・フロイド・バレエ』を見てきました。ピンク・フロイドと聞いてジャケット以外での脳裏に立ち上がっ…