足袋bar

新宿高島屋の呉服売り場で13日まで開催されている足袋barという名の柄足袋コーナー。近くまで行ったので覗いてみたけれど思っていたより種類が少ない感じでした。売り場自体の若者向け部門では“夢工房”関連ブランドが幅をきかせているかんじ。それにしてもアンティーク復刻調のプレタの柄はどうして色調やエッジが眠いのかな。淡い色を表現するのに明度を上げると言うよりは白混色で濁らせているかのよう。素材や製造行程の関係だと言われてしまえばそれまでなんだけれど、ピントずれしたはんなり風情に感じられてしまう。でもこういう雰囲気のほうが人気あるのかなぁ、あたいが考えているよりもずっと、世間は適度なファンシー需要が高いんだ。
あと、デパートの呉服売り場はここ1年くらいの間に確実に接客が変わりましたね。売り場に足を踏み入れたとたんに話し掛けられるということが少なくなった。