牡蠣そば

神保町の松翁にて。仕事関係の方にご馳走になりました。かけ蕎麦の上に大粒の生牡蠣いちにぃさん! 最初のひとくちは生で、中盤にも一つ、そしてお蕎麦完食後に、器の底からほどよく熱を通したひと粒を。浮かべられた白ねぎの千切りがいいアクセント。牡蠣ってどうしてこんなに美味しいんでしょう。
牡蠣といえば、実家にいた頃は、毎年この時期に三陸産の牡蠣の薬膳鍋*1をいただいていました。知り合いの方が送って下さるもので、枸杞の実や朝鮮人参などがセットになっている一風変った鍋の具材セット。三陸の牡蠣はやや小ぶりで辛口。滋味という言葉がこれ以上ないくらいにはまる、これから徐々に強さを増す、寒さに備えるためのひと品でした。もちろん煮汁まで余さずいただきます(翌日の雑炊も最高)。繊細で美味。土手鍋よりもずっと好きです。

*1:http://www.matsuki-kakiten.com/松木かき店』 こちらが販売店のサイトですが、通販ページに薬膳鍋は掲載されていませんでした。問い合わせれば用意があるかもしれません