duplo2010-01-05

ウェブ日記のトピックには良かったことや嬉しかったことを選ぶことが多いけれど、それは読み方・読み手によっては厭味な自慢になることも多々あるわけで、そのへんは気をつけたいと思っているのだけれど、度が過ぎて白髪を増やしているのもどうかと思う。身内の話なんかはその手の地雷がいっぱいだな。今日の嬉しかったことは抵触する危険性が高いような気もなんとなくする。はて、軸を何処に据えたらいいのやら。
作陶をしている叔母が器をたくさん送ってきてくれた。日頃から割引セールや骨董市などをまめに覗けば3年くらいで必要な食器は揃ってくるものだと、確か山口瞳の随筆にあったように覚えているけれど、使いやすそうなスケール感と価格を兼ね備えた物は、ぼんやりな自分にはなかなか探し出せず、若手作家物のちょっと良い値段、に対してもそのちょっとに躊躇しがちだったので、居を移して約3年経った今でもいまいち勝手の悪い棚揃えであった。叔母の器はその圧倒的に少なかった鉢物の席を埋めてくれた。これで店先で惑うことも少しは減るかと思うとほっとする。まぁそれはそれで楽しいのだけれど。