試写会が満席で入場を断られたので、そのままの足で銀ブラ。呉服屋さんで立派な(プライスカードに「価格はお尋ねください」とある)貝紫の反物とか人間国宝藍染め(宮城県のもの。藍の瓶に活性剤の類いなどを混ぜず、温めず染めるので色が浅い)とかを見せてもらっているうちに、だんだん学芸員さんの話を伺っているような気持ちになり、興味の赴くままにあれこれと質問してみたりする。ひとつの社会科見学であった。