風神雷神図屏風／出光美術館

チケットをいただいたので観に行ってきました。
三つの屏風絵の中で、大本となった俵屋宗達の描いたとされる作品の、雷神さまが背負う「連鼓」の描写には透明感があり、他の二枚とは一線を画していると思いました。浮き世離れした物質の表現は、このアイテムの持ち主が神の一人であることを指し示している。にしても、どの屏風絵のお二方もいい勢いで、自分の仕事を楽しんでいる感がみなぎっていて、こんな表情・表現を国宝として定めている自分の国ってすてたもんじゃないなぁと思わせられたりもしました。