Living well is the best revenge...?

そしてその帰りに。ここ十数年の間『優雅な生活が最高の復讐である』*1、そんな邦題に膝を打っていた私なのですが、横断歩道を渡りながらふと思ったのです。『復讐』ってのがそもそも優雅じゃないよね。確かに強い感情を支えておくには、それは似合いの言葉だけれど。なんだかそんなのこわいじゃない。なんて思えるようになったのは、あたいがある程度、復讐のようなものの対象として設定していたものに対して、気が済んだからなのかもしれないです。

*1:ISBN:4102144218 この本は好きです。きちんと読んだのは文庫になってからですが