私的まんが読考

今週はまんがウィーク。“女の子ふたりもの”*1で『栞と紙魚子 (1) (ソノラマコミック文庫)』『シュガシュガルーン(1) (KCデラックス)』『シュガシュガルーン(2) (KCデラックス)』『シュガシュガルーン(3) (KCデラックス)』それに『DEATH NOTE (7) (ジャンプ・コミックス)*2。自分にしては沢山読んだほう。だいぶまんが慣れしてきました。
私はなぜかは分からないけれど、まんがに対する苦手意識があるので、まんが読みエリートのお友だちが言う巻数の多い作品を読破してゆく快感だとか、全巻通してくり返しの読み返しだとか、そういう今まで見えていなかった楽しみ方のごく初歩的な部分がここにきてようやく分かりはじめた感じなのです。おっそいなーでも嬉しい。そして同時に「どのキャラクターのコスプレなら可能か」という身も蓋もない考察を巡らせているという、もうなんていうか夢見がちっていうのともちょっと違うっていうか何でも参考にしてしまいたいというか、いや私はおしゃれ大好きなんですけれど、なんとも“コスプレ”って文字にしてしまうと自分にとっては凄く恥ずかしい*3んですが、そんなまんがを読んでいる最中の心象に気付きもしました。ほとんど無意識的に、いつも脳のどこかがそういう働きをしているようなのです、あー。
まあ、モヨコ先生も小畑健先生もディテールに抜かりのない作画が魅力のひとつだから、ちょっとしたグラビアを見るのと同じ目つきになってしまうのかしらとも思います。(『シュガシュガルーン 3』ではショコラちゃんの着物姿*4が見れるし)で、一番やりたいのは紙魚子だけれど、ボーダーシャツの裾をジーンズに入れるのだけは難しい。

*1:もひとつ共通点は泡とかクリームまみれウェット&メッシー。トポールのケーキ爆弾に泡の銃“フュジ=エキュム”

*2:あ、これも女の子ふたりものっていうか主従関係百合ものかも。レム&ミサミサね←×とかスラッシュとか入れていいのかこの場合。で、レムの想いは、それに勘付いた超ヘテロ男子ライトのたくらみによって報われない結末をたどる…せつない

*3:コスプレイヤーというトライブの存在が確立された今となっては。コスプレ自体を恥ずかしいものだとは思いません念のため

*4:やっぱり作者が着る人だとちゃんとしてるよね。肩あげとかそういうところも