たたっきる☆
一文字に刀を構える女子のカヴァも眩しい新雑誌、その名も『RIOT GIRLS』（メディアックス刊）*1を書店で見つけました。
アラーキーとDさん*2のフォトセッションを巻頭に、細長いロゴタイプだった頃のcutie、ゴスロリバイブル、そしてBURSTあたりのエッセンスが混在するグラビアに軽くない目眩を覚えずにはいられません。突き刺さるようなロリータちゃんたちの視線をかわしつつさらにページを繰れば「姐さんアンティーク着物」は粋を通り越した仇っぽさ。去年の夏、芝崎るみさん*3デザインの髑髏や蜘蛛の巣柄の浴衣に惚れた人ならば、きっと通じる感性を見出せるはず。お手本に掲げるのは梶芽衣子＆藤純子の仁侠映画、その次のページはHow to ボディピアッシング、タトゥと、生身の体を意識した装飾にも余念がありません。鈴木いづみの紹介もありました。キル・ビルはもはやこの本のベーシック、怒りをスタイルに取り込むことがキーワードのようです。立ち読みで済ませてしまったけれど、じっくり見ればもっと沢山の発見がありそうな雑誌でした。やば雑誌マスターid:achacoさんにもぜひチェックしてもらいたい。
