おぼえがき

  • 着ている時に気になることと言えば、交織やモスリンなどの滑りの悪い襦袢着用で歩いていると、襦袢の裾の上前と下前とがその摩擦係数の高さゆえに脚にまとわりついて、数メートル歩くうちに何度かそのお陰で歩幅が制限されるのがたいへん煩わしいのですが、こう、どんな襦袢でも全ての蹴出しを快適に行うことは出来ないものなんでしょうかねと先日、初心者丸出しの質問を先輩に尋ねてみたところ、むしろその方が上前と下前が浮ついたり広がったりしないお陰で着崩れにくい感覚を覚えるので安心感があるとのこと。気になるようなら裾にすべりのいい裏地を自分で縫い付けてみると良いのでは、とアドバイスをいただいきさっそく試してみようと思った反面、乱暴な自分の歩幅から改めなくてはと思った次第。
  • これからの季節、着物の下に温かい肌着を着ることも多くなると思うけれど、その場合に袖付けがラグラン型のものを選ぶと着物の肩ラインに影響しないのでよいとおもった。でも、それほどあからさまに着物の表面がラインを拾いやすい部分ではないので、普段着程度ならそんなに気にしなくても平気なはず。
  • 着物に合わせるバッグは、横の比率の大きいものの方が全体においてバランスよく収まると思っている。きっと縦方向を強調する着物の性質に対して、反対の要素をもってくることによってメリハリがつくのでしょう。
  • 豆千代さん本。タータンチェックに英文メッセージ帯、これ見てみーやんと言わずして。
  • 豆千代さん本もひとつ、コーディネートのキモは、イツモ白足袋なのですね。実は私もこれが好き。そしてDOOPEESもちろん好き。