今日実でスワン

昼間、金山駅前では年期の入ったビリー男子数人が輪になって曲にあわせてそのスタイルを披露していました。旅に出てからと言うもの、面白いものばかり見ている気がします。
Yちゃんとそしてまた大須、念願の今日実*1へ。もーね、ここのお店、カラフルな品揃えといい店長の人柄といい、ほんとさいこう。着物はもちろん簪や小物のセレクトがいちいち可愛くて素敵で迷う楽しみにつきまとわれて、また今日実店長のお喋りは楽しいしでかなり長居してしまいました。柄行きがモダンな道行きコートを購入。それにtamtamさん*2の今日実オリジナルバージョン、スワンモティーフの可愛さったら、すっかりやられて根付と着物以外でも使えるショールピンもいっしょに。思わず浮かれ過ぎて、思い返してみればなんだかお恥ずかしい限りですが‥今日実さんどうもありがとうございました。本とにお薦めのお店なのでまだ訪れていない着物女子はぜひ!
その後、店頭の鶏丸焼きが目印のブラジル料理BERINBAUのカウンターでジューシーな牛肉のバーガーをかじり、末広屋などを覗いた後、チャイ飲んで*3ひと休みして、le petit marche*4も寄って丸栄でお姉さんぽい洋服とmoussy*5見て(Yちゃんと私とでは面白いくらい服のジャンルが違うのです)。
そしていよいよ今回最後の名古屋名物、味噌煮込みうどんをいただきました。お店は山本屋本店*6、うどんを注文すると、最初に白菜やきゅうりなどのお漬け物が運ばれてきます。しばらくすると藍染めのミニエプロンがテーブルに置かれるのですがこれは味噌つゆのハネ対策用、焼肉屋さんの紙製前掛けなどとは違って独特の可愛らしさが。装着して待つといよいよ味噌煮込みうどんの登場、器はほぼ鍋焼うどんの体裁ですが、うどんがものすごく熱いため、蓋は食べやすいよう温度調整の意味もかねて取り皿として使われるので蒸気抜きの穴がないのです。その蓋を持ち上げると、濃い色をしたつゆがぐつぐつと。さっそく3本箸でつまんで蓋の上へ。口に運んでみて、やはり見た目よりもあっさりした風味はこちらの味噌系料理の特徴だなんて思うのもつかの間、うどんのコシの強さにびっくり。そこに一番しっくり来る擬音は“ぼりぼり”だと言ってみても大袈裟ではないはず。きっと普通のコシに仕上げたのでは、この煮立ったおつゆに太刀打ち出来ないからなのでしょう。そして食べ進んで行くうちに程よく柔らかさが増すのも食感に変化があってよかったです。食べ終わる頃には器に落された生卵も程よく固まって、これをおつゆと一緒に啜ってごちそうさま。
帰りはバス乗り場までYちゃんに見送ってもらって。もうなんかうまいものとすてきなひとたちにたくさん会えてほんとに充実してました、みなさまどうもありがとう。
ever warmタートルカットソー/白×黒×チャコール×ブルーのマルチボーダー、身頃が花柄・袖がストライプ地のウェスタンふうスタンドカラーシャツ/クリームいろ基調、Vネックの大きなボタンがついたニットカーディガン/黒、ニッカボッカ/黒、ハイソックス/黒、ヌバックと表革コンビのヒールなし編み上げブーツ/カーキ基調、ぽんぽん付ニットキャップ/黒、マルシェ/オフホワイト

*1:名古屋市中区大須3-42-26/052-242-3478 詳しくは『KIMONO姫4』P.76

*2:http://www.tamtam-clay.com/

*3:http://www.silkroad-ami.com/bar.html

*4:http://home.owari.ne.jp/~petit/

*5:友達がデザイナーを務めているストリート寄りのギャルふうブランド。説明不要でしょうか。

*6:http://www.yamamotoyahonten.co.jp/yamamotoya.html