マンガ3さつ

これで一段落着いたかな。ものすごく可愛い秋冬もの靴下の数々を見せてもらってうらやましくなったりしました。
この頃、友人知人各方面から『スミレ』買ったよーとのお知らせが続々と。うふふ、ほんとに旅な気持ちが盛り上がる楽しい本ですよね。男性読者もけっこういらっしゃる様子。
二子玉川高島屋の木屋に行ってきました。お店はそんなに広くないけれど、所狭しと並ぶ、適材適所な道具類を眺めて興奮しました。外国製のちいさな刺繍鋏なんて柄が唐草を模した形をしていて金いろで、おとぎ話的ヴィジュアルで、そんなものや便利そうなものがあれこれあって眺めるのはとても楽しかったです。すり鉢などと並んでル・クルーゼもあって、先日女子数人でこれについて話したことを思い出しつつ、出来上がる料理の美味しさとこの乏しい腕力（かわいこぶって言ってんじゃなくてほんとにないのさ）とを秤にかけると、やはり身体性への不安が勝ってしまい導入には踏み込めないのでした。
他、IDEEのセレクト本の中に『小屋の力』があるのを見つけたり、表紙のファブリックがきれいなちいさなハードカバーのメモ帖だとか、ちんまりとした一人掛けのソファだとか、従来のアイスクリームの木製スプーンをそのままステンレスで作ったものだとか、ITO-YAで来年の手帖をあれこれ比べたりだとか。ビーズ屋さんにあった琉球とんぼ玉はどれも透明感があって表面的な模様だけではない、奥行のはっきりしたモティーフがあのちいさな中に展開されていておもわず、その技術を及ばないながらも想像させられました。
お馴染みの、固さが旨いご飯と餃子を食べました。
今日はちょっとした待ち時間が2度ほどあって、どちらも身近に漫画単行本があったので読んでみましたが、全て初めて読む漫画家、偶然にも大塚英志関連が2册（なんだかな）、『多重人格探偵サイコ 8巻』とジョージ朝倉『ハッピー・エンド』そっから女子の友愛繋ぎ？やまじえびね『LOVE MY LIFE』。田島昭宇の絵が苦手で今まで見れなかったのだけれど、久々に見たら随分洗練されたように見えて案外平気でした。ジョージ朝倉には話をとおして作家自身の、溢れる体力を感じました実際どうだかわかんないけれど。やまじえびねはレズビアンにまつわるお話でしたが、リアルと理想の交ぜ方が巧妙で軽やかに読めました。個人的に思ったのはこの作者ってわずかに拒食症なのではという余計な心配だったりもします。

◆millerＴシャツ、コットンニットのカーディガン／チャコール、ニッカボッカ／黒、ウールと麻混紡の薄い靴下／黒、シルクのストール／黒、girlie、丸い工具バッグ