スリットのち浴衣

引き続き実戦トレーニング部屋入り、今日は着物が着用中にあの、“スリット”仕様に大変身。どういう状態かと言えば、糸や布の劣化により、背縫いや脇縫いの力のかかる部分(特に脚まわりの部分)がほつれて、まるでスカートなどのスリットのようにひらひらしてしまうことなのですが。背縫いが裾から20cm位、布ではなくて糸のへたりだったようです。ホチキスで緊急処置を施してもらってどうにかごまかせるようにはなったものの、本日オープンの豆千代モダンさんにお邪魔する頃には再分解。お店の可愛らしいお嬢さんが安全ピン(普段から多めにポーチに入れていらっしゃるそうで、私も特に着物着用時は真似しようと思いました、あと出来れば小さな裁縫道具があれば完璧なはず。)で留めて下さったけれど、どうにもこうにも。結局、試着した浴衣をそのまま購入してさらにヒメさまに夏着物としてきれいに着付けていただき、どうにか一段落。(帯結びも材質を生かしたふんわりした種類で可愛かった)これまでお直しおばさん、雨の日着用、すっ転び、染抜き、スリットとテンポ良く遭遇してまいりましたが、さて次?は。

その後は友達二人と町を散策、ストローハット専門店にてお店の方に素材についていろいろ尋ねていたら、その様子を見た二人に後から「麦藁フェティッシュ?」と言われてしまいました。そんなことはないのだけれど‥ちなみに、好みの素材であるひのきはある程度古い材料を輸入して作ることが殆どなので、その保存状態の善し悪しにより帽子にしてからの寿命も決まってしまうのだそうです。

生地、雑貨、着物、ぐるぐる見てまわって最後に西友でおすすめステを試しに買ってみて、夢飯で海南ふうチキンライス。(ドメスティック・チキンライスといえば東京駅の駅弁、がスタンダードだと聞いたので今度試してみよう)