履物あれこれ

すれに擦れまくりなギャルコルクを抱えて長谷川商店へ。練りコルクは通称イタリア(だったかな?)と呼ばれているらしく、本コルクのソールと比べて固いので皺にならないのだそうです。確かに気軽な物ではあるけれどちゃんと長所も備えている。鼻緒を締めてもらい、かかと底のパーツ交換、これでだいぶ快適な履き心地になりました。爪掛け装着で雨下駄としても使えるようにと、底にゴム張りされた塗りの後丸(爪先は女将さんのアドヴァイスにより被せる爪掛けの角張ったラインに沿うようにと四角い台のものを選ぶ。通常は後の歯に掛ける爪掛けのゴムも、後丸ゆえに前の歯に引っ掛けることになるのでその分のゆるみを自分で締ておくことが必要。)に鼻緒は博多織・裏が本天の一足も誂える。表面がこのように布帛ならスコッチガードを噴いておけば雨でも大丈夫、つまりオール本天以外であればほぼ雨用に使えるというわけなのです。帰りにあの人にお薦めされた仲見世のかづさやを覗く。雷門の提灯はまだ補修中。

修理に出していたrepettoも受取りその後底張りもしてもらう。今日は履物の日、合計3足。