押上のワインバー、遠藤利三郎商店を訪れた。メニュ名は適当、のメモ。レンス豆のサラダ、ブロッコリーとタコのアンチョビバター炒め、和牛とじゃがいものグラタン、若鶏のフレンチ焼き鳥(添えられたカットレモンは豪快に二分の一個)。味よし盛りよし。ワインは赤をカラフェで、後味に恐ろしく切れのあるものでどの料理にもよく合った。ワインバーは京橋と浅草に好きな店があるが、そのどちらにもないものがここにはある。料理にも内装にも余裕が感じられる。口に出そうとすればもごもごしてしまうけれど言うなれば、ラグジュアリーとかモダンとかアーバン、みたいなテイスト。でもたくさんのお喋りも許されるような空間だった。