友人の個展(椋本サトコ個展「公園」、会場:TORIA GALLERY*1)のオープニング、かえる科の演奏会へ。鮒寿司の歌を聴きながら、以前mちゃん宅のライブで聴いたとき(は4人編成のかえる目だったけれど)から今日までそういや一度も鮒寿司にありつけていないことに思い至ったり(この先食べる機会があるといい、強く思う)。あの時よりもかえるさんの詞のディテールが沁み入ってくるような気がするのは年の功なんでしょか。演奏を楽しみつつ、どんなシチュエーションで聴くのが自分にはしっくるくるかを考える。当然だけれど今日のようにライブでお話を交えて、という形式が一番。しかしこんなことを書くとなんだけれど、あの楽曲の世界を味わいたいが為に音源を購入したところで、私には自らの手で再生するに相応しい場面が思い浮かばない、残念なことに。自分の意志ではなく、例えば利用先の飲食店で流れてきたりすると嬉しいとも思う。
彼らの楽曲をもとに友人が制作した作品もある、という話なども。
作品制作の手法について友人に説明してもらった。表面から、例えば色鉛筆の筆圧の痕跡をどのようにして消し去っているのか謎だったのだけれど、聞いて納得した。生っぽいタッチでありながら低温、モダンだと思う。