森ガールに倣って、自分の背景を考えて+ガールで表記してみよう、というようなweb上の話。素敵な屋上つきの物件に住むお友達は屋上ガール、私は近所だから隅田川ガール、隅田公園ガールでもいいや。言うまでもなく、ガールは便宜上の名称であって本来の意味は消滅している。そんなことを言って激しくレイヤードしたら、元々のフォークロアと親和性が高くなってしまうキケンもあってスリリング。森ガールという言葉の誕生以前、あの手の重ね着を個人的にルンペンスタイルと呼んでいた記憶がよみがえる。実際の本物が近似値をとるのはジュンヤワタナベ、清潔感を度外視すれば、素材感もシルエットも近しいものがある。