今日も浴衣のおあつらえのお伴をさせてもらった。お店はかつて棟梁が愛人の為に建てたという一軒家。私も反物を当てていただいて、そうしたら巻いてある状態ではちょっと寂しげに感じられた柄が似合うと言われて意外な発見。もう一反、これは、と思った変り縞に菊のような秋草柄のものも良かったのだけれど、同行の人とお店の方には一枚目のほうが良いと言われる。自分で柄を選ぶときに良さそう、と感じた物は当ててみると合わないことはないけれど、かっこよすぎるものだったりすることが多い。あまりきりり、としたものでないほうがいいのかも知れない。