80年代半ば〜90年代始めの邦画の雰囲気を良くもわるくも漂わせた一本。男の子の行いは善いものだったと思うんですけれど。主人公女子はあの男性と付合わないほうが正解だったのでは、という気がしなくもない。あとタイトルが、レズビアニズムの業界的隠喩(でそのへんのカラーが濃いストーリー)なのかしら、と勘違いしてしまいそうなものでした。
そのあと巨匠の一本。登場人物が多すぎて把握できなかったけれど、絵画よろしくアレゴリーにあふれた舞台装置が楽しかった。Suzuki Takayukiの布はくものは質感やディテールがこの時代の雰囲気そのままだな、と衣装を見て思う昨日の今日。